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アメリカ留学→OPT駐在のクレジットカード発行戦略その⑦<【保存版】申請計画&最新アメリカおすすめクレジットカード組み合わせ>

こんにちは、おろち丸です。

 

連載シリーズ、OPT・駐在員のクレジットカード発行戦略その⑦では、

申請計画&おすすめクレジットカード組み合わせ

について解説します。

Ⅰ.計画を立てよう!

OPT・短期駐在者がアメリカでクレジットカードを申請する際にまず重要なことは、申請の計画を立てることです。闇雲に申請しても承認されるかもしれませんが、限られた期間を有効に使うことができず、機会損失が生じる結果となります。
僕自身、闇雲に申請をして却下をくらったりしたため(笑)、計画を立てることは非常に重要だったなあと今さらながら感じています。

計画といっても、ガチガチの細かいものを立てる必要はありません。
滞在予定期間に応じて作りたいカードをChase、Amex、その他というカテゴリでピックアップし、3か月の申請サイクルで申請する順番を決めるだけです。

1.滞在予定期間をどう考えるか?

中には「最短2年はいるけど、その後いつ帰任するか分からないんだよな~」なんて方もいるかもしれません。というか大半の会社勤めの方はそうでしょう。また、OPTの方でも、OPT中に就職活動して将来的にアメリカで働きたい、という方も多いかと思います。

その場合、滞在予定期間は2年(24か月)を1サイクルとして考えると良いでしょう。
理由は、Chase5/24ルールがあること、Amex等他のカードを解約してもサインアップボーナスが没収されることはなく、クレジットスコアへの影響も少ないと考えられるからです。

2.3か月ごとに一度に複数枚申請をおすすめする理由

申請サイクルは3か月ごと、そして申請する際は一度に複数枚申請することが望ましいです。

3か月ごとに申請する理由は2つあります。

①承認されやすい
→Hard Inquryによりクレジットスコアが少し減少しますが、これが回復するまでだいたい3か月程度かかります。また、直近にHard Inquryの履歴が多いとカード会社も警戒します。そのため、前回申請から3か月程度空けて申請するのが望ましいと言われています。また、Amexには2/90ルールがあり、そもそも90日以内に2枚までしかAmexのカードを作ることができません。
②ミニマムスペンドの目標が立てやすい
→サインアップボーナスをもらうためのミニマムスペンドが3か月以内に〇ドルというカードが多いので、3か月で自分がクリアできるミニマムスペンドを計算して申請枚数を決めることができます。

また、一度に複数枚申請する理由は以下の2つです。

①クレジットスコアへの影響が小さくなる
同一会社(例えばAmex)に複数枚クレジットカードを申請した場合、クレジットビューローへのHard Inquryが1回に合算されます。日をまたいで申請した場合よりHard Inquryの数が少なくなるため、クレジットスコアへの影響を小さくすることができます。
②申請枚数を柔軟に変更できる
申請した場合、クレジットスコアや過去の申請枚数等から算出される一定の基準を満たしていると、申請後即座にカードの発行を承認されることがあります。これを「インスタントアプルーブ」といいます。他方、インスタントアプルーブされない場合(Chaseなどは多い)は、数日から10日程度の期間をかけてレビューが行われ、承認されるか否かが決まります。一度に複数枚申請すれば、(一部又は全部が)インスタントアプルーブされなかった場合、承認されない可能性を見越して別のカードを追加で申請したり、逆にインスタントアプルーブされればそれ以上申請しないでおくなど、申請枚数を柔軟に変更することができます。

3.達成可能なミニマムスペンドを見積もっておく

クレジットカードの作成で一番大きいベネフィットは、サインアップボーナスです。
サインアップボーナスがもらえなければクレジットカードを申請する意味がありません。そのため、サインアップボーナスをもらうためのミニマムスペンドを達成できるか否かについては慎重に検討する必要があります。

3か月に予想される支出を計算し、無理のない範囲でミニマムスペンドがクリアできるように計画的にクレジットカードを発行する必要があるということです。ミニマムスペンドをクリアするために無駄遣いをすることは本末転倒なのでやめましょう。

例えば、ざっくりと毎月の支出が家賃2,000ドル、食費500ドル、保険等その他支出500ドルの合計3,000ドルであるとしましょう。その場合、家賃をクレジットカードで支払えるならば、普段どおりに生活していれば3か月で合計約9,000ドルの支出をすることになりますので、例えばミニマムスペンド3,000ドルのクレジットカード3枚や、5000ドルのカード1枚、3000ドルのカード1枚の2枚といったカードを作成できることになります。
他方、家賃をクレジットカードで支払えない(Plastiq経由での支払いをLandroadが認めないなど)場合には、3か月の合計支出が3,000ドルになりますので、3000ドルのカード1枚であったり、1000ドルのカード1枚+2000ドルのカード1枚といったカードしか作成できないことになります。
もっとも、旅行に行ったり一時帰国をしたりで一時的に支出が増える月もあるでしょうし、11月、12月はホリデーシーズンで普段に比べ支出が増えやすい時期です。クリアが可能そうなミニマムスペンドを計算する際は、そのような臨時支出も含めて計算するようにしましょう。

ミニマムスペンドの達成に必要な基礎知識は以下の記事でまとめていますので、参照してください。 

blog.allwork-allplay.pro

 

4.個人カードとビジネスクレジットカードを組み合わせて申請しよう

4-1.ビジネスクレジットカードのメリット

ビジネスクレジットカード発行のメリットについては既にその③で記載しましたが、おさらいしておくと以下のとおりです。

・原則としてクレジットレポートに表示されない
→クレジットレポートに表示されないことにより、Chaseの5/24ルールの対象になりません。また、借入残高が増えたり平均保有期間の平均値が下がることによるクレジットヒストリーへの影響がなくなります。
・クレジットカードの選択の幅が広がる
→ビジネスクレジットカードの中には、おすすめクレジットカードの中に挙げたAmex Business Blue Plus等、魅力的なカードも存在します。

個人カードだけでなく、ビジネスクレジットカードも組み合わせてカードを発行していくことで、魅力的なカードが多いChaseのカードを作るためのスロットを残しつつサインアップボーナスをGETしていくことができます

次で説明するとおり、ビジネスクレジットカードの申請は難しくない(特にAmex)ので、是非検討してみてください。

4-2.ビジネスクレジットカードの申請方法【解説】

ビジネスクレジットカードの申請方法にあたっては、個人カードと少し異なる情報の入力が必要になります。詳しくは、以下のAmex Business Blue Plusの申請例を見てください。

形態は個人事業主であることを前提として説明します。

①まず最初にビジネス名、カード名義、ビジネスの住所及び電話番号を入れる欄(Legal Business Name/Business Name On Card/Business Address Line/Business Phone Number)がありますが、ご自身の名前や自宅住所を入力すればOKです。

②それ以降のビジネス情報については、以下のとおり入力しましょう。なお、画像はあくまで参考であり、ご自身のビジネスに合わせて入力してください。
・Industry Type → Other
※例えばブログ収入等については「Other」でOKです。不動産賃貸であれば「Finance/Real Estate」。せどりであれば「Retail Trade」になります。
・Company Structure → Sole Partnership
個人事業主の場合です。CorporationやPartnershipであればそれを選択してください。
・Years in Business → less than one year or 1-2 years
※ビジネス歴に応じて記入してください。アメリカに来てからの年数でなくOKです。
・Number of Employees → 1
※配偶者等家族も従業員とみなせる場合は人数に応じて増やしてください(例えば配偶者分を発行する場合は2と入力してください)。なお、Amexの場合は従業員についてはSSNを求められます。
※ただし、ビジネスクレジットカード全般に言えますが、家族もSSNをお持ちであれば、従業員カードを作成するのではなくその家族自身のクレジットカードを作成する方がおすすめです。サインアップボーナスを別に得られ、さらに紹介ボーナスも得られるからです。
・Annual Business Revenue → $1000
※ビジネスの実態に応じた金額を入力してください。これから始めようという場合には、1000ドルは記載しておいた方が良いと思います。
・Estimated Monthly Spend → $500~1000
※ご自身の利用予定に合わせて入力してください。僕はだいたいこれくらいで入力しています。
・Role in Company → Owner
※会社の形態が個人事業主の場合です。PartnershipであればPartnerですし、ビジネス形態に応じてご入力ください。

 

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③入力し終わったら、Continueを押して次の画面に進んでください。
次の画面では、以下のようにビジネスではなく個人の情報を入力する必要があります。住所、SSNなどについて個人カードを申請する場合と同様に入力してください。カードの送付先はビジネス住所と個人住所を選べますが、両方が同じ場合はどちらを選んでも同じです。

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④全て入力し終わったら、インスタントアプルーブされることを祈りながらSubmit Aplicationを押して、申請完了です。
 

Ⅱ.無駄のないカードの組み合わせを考えよう!

1.ボーナスポイントをもらえるカテゴリに注目しよう

当たり前のことですが、グロッサリーストアの使用でボーナスポイントが貯まりやすいカードばかり作っても、他のカテゴリでの使用の際にポイントが貯まりにくくなってしまい、効率的にポイントを貯めることができません。例えば、Amex EveryDayとAmex EveryDay Preferredは、年会費無料か95ドルかの違いはありますが、いずれもグロッサリーストアでのポイントが最大2.4%、あるいは4.5%貯まるクレジットカードです。これを両方作っても意味ありません。どちらか一つで十分です。

もちろん何枚も作るうちにある程度の重複は生まれてしまいますが、特に最初の段階ではカテゴリが重複しないようにすることが、ボーナスポイントを効率良く貯めるコツです。Amex Blue Business PlusやChase Freedom Unlimitedのようにどのカテゴリでもボーナスポイントがもらえるカードを作るのも良いでしょう。

個人差はあると思いますが、良く使うカテゴリとしては以下が挙げられると思います。参考にボーナスが大きいカードを書き出してみました。支出額が大きいカテゴリでボーナスポイントがもらえるカードを優先的に作成していきましょう。

・グロッサリー
※Amex Gold(4%)、Amex EveryDay(最大2.4%)、Amex EveryDay Preferred(最大4.5%)、Chase Freedom(最大5%)など
・レストラン
※Amex Gold(4%)、Amex Green(3%)、Chase Sapphire Reserve(3%)/Preferred(2%)、Citi Premier(2%)/Prestige(5%)など
・トラベル(エアライン、ホテル、公共交通機関等)
※Amex Platinum(5%)、Amex Gold(3%)、Amex Green(3%)、Chase Sapphire Reserve(3%)/Preferred(2%)、Citi Premier(3%)/Prestige(3~5%)、各種エアライン系・ホテル系カードなど
・ガスステーション
※Citi Premier(3%)、Amex EveryDay Preferred(最大3%)、Hilton Honors/ Surpass(5~6%)、Chase Freedom(最大5%)

ただし、カードごとに「トラベル」に含まれるものが異なったり、エアラインチケット購入を公式サイト等からの購入に限ったりしているカードがあったりするので注意してください。おすすめクレジットカード紹介記事でカテゴリに含まれるもの・含まれないものについて説明をしているので、詳細については以下をご参照ください。 

blog.allwork-allplay.pro

2.ベネフィットの重複は避けよう

同様に、クレジットカードについてくるベネフィットの重複も極力避けたいところです。これも、クレジットカードの枚数が増えるについて避けられないのはボーナスポイントのカテゴリ重複と同様です。

例えば、Amex PlutinumとHilton Aspireには、両方ともにプライオリティパス(無制限)、Hilton ゴールド又はダイヤモンド会員資格、さらに旅行保険(遅延・キャンセル・手荷物)といったベネフィットがついてきます。それぞれ年会費が550ドル、450ドルと高額のカードですし、ベネフィットが重複してしまうと作る価値が減少してしまいます。

3.自分が使いたいエアラインやホテルは何かを考えよう

僕がアメリカのクレジットカード情報を学んだブログ主である陸さんも常々言っていますが、マイルやポイントを貯めても、使わなければ意味がありません。

そのため、闇雲にエアラインマイルやホテルのポイントを貯めるのではなく、自分が良く使う(使いたい)ものを優先して貯めるようにしましょう。

例えば日系エアラインではANA派とJAL派に分かれますが、ANA派はANAマイルに交換できるMRポイントを貯めるべきですし、JAL派は(MRポイントに比べて貯めにくいですが)Mariottポイントを貯めるべきでしょう。

アメリカ系エアラインも、拠点としているハブ空港の近くに住んでいるか否かで、ずいぶん使い勝手が変わってきます。以下を参考にしてください。

・ユナイテッド
シカゴ、デンバー、ヒューストン、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ワシントンDC

デルタ航空
アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリスセントポール、ニューヨーク、ソルトレイクシティ、シアトル

アメリカン航空
シャーロット、シカゴ、ダラス / フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、フィラデルフィア、フェニックス、ワシントン DC

ユナイテッドであればユナイテッドのカード以外にもChaseでURポイントを貯めて交換することができます。デルタはデルタのカード以外ではMRポイントで交換できます。アメリカンは交換可能なフレキシブルポイントが現状ありませんので、Citi発行のアメリカンのカードで貯めることになります。

ホテルでいえば、Hilton、Marriott、IHG、Hyattなど様々なホテル系カードがあります。MRポイントやURポイントから交換することもできますが、レートが悪くおすすめできません。唯一、HyattであればURポイントが貯まるカードを作ることで効率よくポイントを貯めることもできます。

Ⅲ.おすすめのクレジットカード組み合わせ例  

これまで、クレジットカードを申請するにあたって事前に検討しておくべきことについて説明しました。これを参考にして、それぞれのニーズに応じて、最適なおすすめのクレジットカードの組み合わせや順番について考えてもらえればと思います。

一応、僕なりに多くの人におすすめできるであろうクレジットカードの組み合わせについて紹介しておきます。特に最初に手持ちを揃えていく上でおすすめの組み合わせを考えました。

1.Amex Gold&Amex Business Blue Plus&Hilton Business(又はSurpass) 

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外貨手数料無料でグロッサリー4%、レストラン4%、トラベル(エアラインチケット)3%Amex Goldに、全てのカテゴリが2%になるBusiness Blue Plusを組み合わせ、さらにガスステーションが2%Hiltonゴールドステータスにプライオリティパス(年10回まで)のベネフィットがつくHilton Business (Surpass)の組み合わせです。
後でChaseのカードを申請するスロットを残しておくためにHiltonはBusinessが望ましいですが、SurpassやAspireでも問題ありません。

2.Amex Green&Amex EveryDay Preferred

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ビジネスクレジットカードは難しいという方にはBusiness Blue Plusの代わりにこのような組み合わせはいかがでしょうか。外貨手数料無料でエアライン、ホテル、公共交通機関と幅広いトラベルカテゴリ、レストランで3%のAmex Greenに、グロッサリーで最大4.5%、ガスステーションで最大3%になるAmex EveryDay Preferredの組み合わせです。これにお好みでエアラインやホテル系クレジットカードを追加していけばOKでしょう。また、この2枚だとベネフィットが心許ないので、Amex PlatinumやHilton Aspireといった、プライオリティパスに充実した旅行保険がつくプレミアムカードを保有するのがおすすめです。

3.Chase Sapphire Preferred/Reserve & Chase Freedom/Unlimited

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Chase系鉄板の組み合わせが、Chase Sapphireシリーズのうちどちらか1枚と、Chase Freedom又はUnlimitedでしょう。

外貨手数料無料でエアライン、ホテル、公共交通機関と幅広いトラベルカテゴリ、レストランで2%(3%)のChase Sapphrie Preferred(Reserve)とグロッサリーやガスステーションで最大5%になるChase Freedom、又は全カテゴリで1.5%になるChase Freedom Unlimitedの使い分けが可能ですこれにお好みでエアラインやホテル系クレジットカードを追加していけばOKでしょう。Chase Sapphire系があればベネフィットは非常に充実していますが、Preferredにはプライオリティパスが付帯していないので、Hilton Suprass/AspireやAmex Platinumなどを検討しても良いでしょう。

 

これは一例であり、明確に目的が決まっている場合に優先して発行すべきクレジットカードは異なり得ます。例えば、「数か月後にアメリカ国内旅行を予定しており、デルタ航空を使ってヒルトンにも泊まりたい!」というケースでは、ボーナスで最大7万マイルも貯まり、受託手荷物無料・優先搭乗のベネフィットがついてくるAmex Delta Goldや、Hiltonで朝食無料のベネフィット(ゴールド会員)がついてくるHilton Surpass/Businessを優先して作るのはとても良い戦略だと思います。

Ⅳ.さいごに

  いかがでしたでしょうか。今回の記事では、アメリカクレジットカードの申請計画の立て方と、おすすめの組み合わせについて解説しました。連載シリーズはいったんここで終了です。①から⑦を通して読めば、アメリカのクレジットカードについてかなり詳しくなったと言って良いと思います!皆様のお役に立てば幸いです。何か質問などあればご遠慮なくコメントやメッセージをいただければと思います。

 

おろち丸 拝