「ええじゃないか」を集めるブログ

30代男が良いと思ったモノやコトをひたすら紹介していくブログです。

【諦めたらそこで試合終了ですよ?】Reconsiderationラインに電話してChase Business Ink Preferredの承認をもらった体験談

こんにちは、おろち丸です。 

今回は

ChaseのReconsideration Lineに電話して、一度DeclineされたChase Business Ink Preferredカードの承認をもらった体験談

を紹介します。

Ⅰ.Chase Business Ink Preferredカードって?

f:id:allwork-allplay:20200210220648j:plain

以下の記事でも紹介していますが、Chase Business Ink Preferredカードは、Chase Sapphire Preferredのビジネスクレジットカード版的な位置づけのカードです。3か月5,000ドル利用で80,000URポイントもの大量のサインアップボーナスをもらえるのが特徴です。

【主なスペック&ベネフィット】
①年会費:95ドル(初年度から)
②ポイント:トラベル(海外・公共交通機関含む)、シッピング(×ショッピング)、インターネット/ケーブルテレビ/電話、広告費(SNS検索エンジン等)のカテゴリの使用で1ドルあたり3URポイント(年間15,000ドルまで)、その他で1URポイント。
③サインアップボーナス:80,000URポイント
④ミニマムスペンド:3か月で$5,000以上
⑤外貨手数料無料
⑥その他ベネフィット:
・旅行保険(flight dellay/cancel、lost/delayed Baggageなどに対応)
・レンタカー保険付帯(Primary
・Cell phone保険
・Chaseオファー
・Chase Unlimited rewards Travelで1URポイント=1.25セントで利用可

など

僕の紹介リンクはこちらです。ありがとうございます。
https://www.referyourchasecard.com/21a/QFQ72047Z9

 

www.allwork-allplay.pro

 

.Chase Business Ink Preferred申請時の状況について

1.Chase Business Ink Preferredに必要なクレジットスコア等について

このChase Business Ink PreferredはChase 5/24ルールの対象カードですので、24か月以内に作った個人カードが4枚以下の状態でなければ作ることはできません。

作成に必要なクレジットヒストリーは1年以上、クレジットスコアは700+とする情報、720+とする情報、740+とする情報があり確かなものはありません。

2.前回申請時に却下された際の状況や理由について

実は、その前にも一度Business Ink Preferredを申請し、却下されています。申請した日は2019年の12月11日ですが、翌日の12日にすぐに却下の連絡がきました(Chaseアカウントを保有している場合、アカウントでDecisionを見ることができます)。このとき却下された理由は、以下のとおりでした。なお、参照されたクレジットスコアは728でした。

①Too many recent requests for credit or reviews of your credit
(最近なされたHard Inquryの数が多すぎる)
②Insufficient time since oldest business account
(ビジネスクレジットカードを作成してからの期間が短すぎる)
③Length of time since oldest credit card was opened is too short
クレジットヒストリーが短すぎる)
④One or more recent requests for new credit
(最近1つ以上のChaseのクレジットカード申請をした)

当時調子に乗って沢山クレジットカード作成をし過ぎていたので、クレジットレポートにはたくさんのHard Inquryが。そのため①の理由はうなずけます。
また、②と④については、10月18日にUnited Business Explorerカードを作成し承認されていましたし、またChase Spapphire Preferredも保有していたので、まあそうだろうなという感じです。③については、12月の当時でクレジットヒストリーは約1年5か月でした。

おいおい、偉そうなこと言って全然3か月ルール守ってないじゃん…というツッコミが聞こえてきそうです(笑)自分を反面教師として解説している部分が多分にありますので、ご容赦くださいね(`・ω・´)

また、このときは年末で支出が多くなるのにミニマムスペンドをクリアすべきクレジットカードがない!とう状況で緊急的にダメ元で申請したのでした…我慢は大事です。

3.今回申請時のクレジットスコア等について

僕が今回申請したのは1月21日です。前回申請時から1か月超しか空いていませんが、Chaseに最後の承認をもらったときからは3か月以上空いています。

また、このカードを申し込んだときのクレジットヒストリーは約1年6か月、スコアはFico Scoreで730台、Vantage Scoreで740台でした。

当時のカードの保有状況ですが、24か月以内に作成した個人カードは4枚、ぎりぎり4/24の状態なので、Chase 5/24ルールに引っかからない状況でした。しかし、個人カードをあと1枚でも作成してしまうと、このカードを発行して大量のサインアップボーナスをもらえなくなってしまうので、何とかこのタイミングで承認をもらいたいところでした。

4.今回申請で却下された際の理由について

前回と異なり、申請してしばらく連絡が来なかったので、これは承認されるかも?という期待が高まっていました。しかし、その期待も空しく、申請してから約1週間後に却下の連絡がきました。理由は以下のとおりです。

①Insufficient business revenue
(ビジネス収入が不十分)
②Business too new
(ビジネスが新しすぎる)

前回の却下理由と比較するとお分かりかと思いますが、クレジットヒストリーやビジネスクレジットカードアカウント開設からの期間が短過ぎるといった、ぐうの音も出ないような却下理由が記載されていません。

また、僕は最初にビジネスクレジットカードを作成する際に、日本でのビジネス収入(不動産賃貸など)を考慮せずにビジネス収入を記載し、それをそのまま利用していました。そのため、ビジネス収入やビジネス歴がかなり低く見積もられていた可能性があります。そこで、自分のビジネスについてちゃんと説明して与信情報に問題ないと認められれば、承認してもらえるのではないかと考え、ChaseのReconsideration Lineに電話してReconsiderationを依頼してみることにしました。

Ⅲ.Chase Reconsideration Lineでのやり取り

1.Chase Reconsideration Lineとは

ChaseのReconsideration Lineとは、Chaseの担当者と直接話し、クレジットカードの却下決定について再考し承認してもらうよう説得するための専用ラインのことです。

個人カードとビジネスクレジットカードでは、専用ラインが異なるので注意してください。

【個人カード】
電話:1-888-270-2127
営業時間:
月から金曜日 午前7時から午後10時(東部標準時
土曜日 午前8時から午後1時(同)
日曜日 午前9時から午後9時(同)

【ビジネスクレジットカード】
電話:1-800-453-9719
営業時間:
月から金曜日 午後1時から午後10時

※電話番号や営業時間は変更の可能性があるのでご確認をお願いします。

2.実際のやり取り

却下の連絡をもらってから2日後に電話をかけました。

電話では女性の担当者でした。
軽く挨拶し、カード却下の連絡に書いてあるReference Numberを伝え、名前と生年月日、SSN(9桁全部)を伝えます。担当者がテキストメッセージでセキリュティコードを送ったよ~というので、確認して5桁のコードを伝えます。これで本人確認完了。

それで用件は?と聞かれるので、先日却下されたBusiness Ink Preferredの再考をお願いしたいと伝えます。また、懸念事項としてビジネス収入やビジネス歴がかなり低く見積もられていた可能性があるので、ビジネスの状況を再度考慮して欲しい旨を伝えました。

担当者は分かったので、少し待って欲しいとのこと。いったん電話が保留になり、そこそこ待たされます。

電話がつながり、まず今ビジネスとして何をやっているのかについて説明して欲しいとのこと。ここで事前にメモしておいたとおり、副業の内容をできるだけ詳しく説明します。Employee以外の副業は、アメリカでの副業かどうかに関係なく説明してOKです。僕の場合も、日本での不動産賃貸収入も申告していますので副業として説明しました。従業員の数についても聞かれましたが、一応妻も含めて答えておきました。担当者からいくつか質問を受けましたが、質問者の関心はビジネスの内容とビジネス歴のようでした。

またいったん保留となりました。そこそこ待たされた後に、今度はそれぞれのビジネスの収入について説明するよう求められました。最初に収入の定義について超早口でまくしたてられたので、正直正確には聞き取れませんでしたが、売上について説明すれば良いようでした。これについてもざっくりとした数字を説明しました。もちろんウソはいけませんが、まだ始めたばかりのものについては、見込みを説明するくらいであれば問題ないと考えます。

さらに保留となり待たされます。次に担当者からは、今回Business Ink Preferredを申請した理由について聞かれました。具体的には、「既にユナイテッドのビジネスクレジットカード持ってるよね?なんで今回Business Ink Preferredが必要なの?」という質問でした。

ここで間違っても「サインアップボーナスが欲しいから」と答えてはなりません(笑)
できるだけ具体的にそのカードを利用したい理由を伝える必要があります。
僕の場合、以下の理由を伝えました。
・今度予定しているヨーロッパへのフライトの支出をカバーしたい
・既に持っているユナイテッドビジネスカードだとユナイテッドのマイルしか貯まらないが、Ink PreferredならURポイントがトラベルで3倍貯まるので魅力的
・インターネット/携帯/SNS関連の支出も3倍URポイントが貯まるので魅力的

できるだけ既に保有しているカードとの違いを説明できると良いと思うので、ボーナスポイントがもらえるカテゴリやベネフィットについては事前に確認しておきましょう。
他の理由としては、以下のものが考えられます。
・複数ビジネスをやっていて、支出を分けたい
・特定のエアラインのステータスが欲しい
・外貨手数料無料であることや特定のベネフィットが魅力的

さらに担当者からは毎月のカードでの支出予定について聞かれました。トリップの予定がある月は少し多くなるが、毎月平均すると1,000ドルくらいからな~と伝えました。また、ビジネストリップの頻度は?とも聞かれましたが、今回は予定があるけど、それほど多くないと正直に伝えました。

最後に、他に何か言っておきたいことはない?と聞かれたので、もし与信枠(クレジットリミット)が問題なら、既に保有している個人カード又はビジネスクレジットカードのクレジットリミットを下げても良い旨を伝えました。

担当者は2週間以内にReconsiderの結果を知らせるとのことだったので、電話を切りました。待ち時間を含めだいたい40分程度電話しており、結構疲れました。

話をする上で心がけていたことは、少しでも良い印象を与えるために、保留にするのでちょっと待って欲しいと言われた際などに、常に「No problem, Thanks!」等、とりあえず口癖のように「Thanks」と言っていたことです(笑)

3.Reconsiderationの結果【承認!】

2週間以内に知らせる…とのことでしたが、その3日後にChaseのBusiness Accountを確認したらBusiness Ink Preferredが追加されていました!本当に言ってみるものだと思いました。
なおChaseは承認の連絡をする前に既存のアカウントに追加する傾向があるようです(というか、その後も特に承認の連絡はありませんでした)。

Reconsideration Lineへの電話から10数日程度して、自宅にカードが届きました。後はミニマムスペンドをクリアするだけです(`・ω・´)

Ⅳ.さいごに

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、Reconsiderationをお願いしてChase Business Ink Preferredの承認をもらった体験談について、当時のクレジットスコアの状況や前回申請時の却下理由等の比較を交えて、詳しく解説してみました。

Reconsiderationは英語でのやり取りになるので、英語が得意な人でなければ、億劫に感じられる人も多いかもしれません。ですが、これだけは伝えたいということを事前にメモ等で準備して伝えればOKですし、Reconsiderationを依頼することでクレジットスコアに悪影響を与えるということは基本的にありません。スラムダンク安西先生の名言に、「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」というセリフがありますが、まさにそのとおりです。ダメ元でやってみる価値は十分にあると思います。

日本語のブログ記事では、実際にReconsiderationを依頼して却下決定を覆したという話はそれほど見かけませんので、経緯ややり取りを詳細に説明したら面白いのでは?と思いこの記事を書きました。実際にReconsiderationを依頼する際の参考になれば幸いです。

 

おろち丸 拝