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【Chase v.s Amex】アメリカのMarriott系クレジットカードのサインアップボーナスがアツい!(2020年10月16日時点)

こんにちは、おろちまるです。

以前、アメリカのおすすめホテル系クレジットカードについては以下の記事でまとめましたが、今回はアメリカで発行されているMarriott系のクレジットカードについて、ここ最近立て続けに驚くほど良いオファーが出ているので、オファー内容や申請に当たっての注意点などをまとめてみました。

 

www.allwork-allplay.pro

 

Ⅰ.Chase Marriott Bonvoy Boundless

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1.増量中のオファー詳細 

通常時のサインアップボーナスは、3か月に3,000ドル以上利用で75,000マリオットポイントでした。定期的に5,000ドルで100,000ポイントに増量することもありましたが、今回はなんと期間限定オファーとして、3か月に5,000ドル以上利用で「50,000ポイントまでのホテルの無料宿泊券5回分」という異次元のオファーが出現しています。

どれくらい異次元かというと、最大で50,000ポイントまでのホテルに無料宿泊できてしまうので、最大限活用すれば250,000ポイント分のオファーということになります。これまでのサインアップボーナスが最大100,000ポイントだったことを考えると、思わず「黒田ァーーーーー!!」と叫びたくなるほどの異次元さです。

50,000ポイントまでというと、通常時にはカテゴリー6まで、オフピーク時にはカテゴリー7なでのホテルに泊まれてしまいます!

例えばカテゴリー6ならメズム東京、ウェスティン京都、ウェスティン大阪、沖縄マリオット等、カテゴリー7ならHOTEL THE MITSUI KYOTO、リッツ日光、リッツ大阪、ウェスティン東京、ルネッサンス沖縄等に泊まれますね。うーん、黒田。

 

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なお、ミニマムスペンド達成から無料宿泊券の付与まで最大8週間かかり、宿泊券の有効期限は1年間ということです。

【注意点】

ただし、気を付けて欲しいのが、このオファーは、Chase発行のMarriott系カードだけでなく、Amexが発行しているMarriott Bonvoy BrilliantとMarriott Bonvoy Businessのいずれかを保有している(あるいは過去24か月以内に保有していた)人は対象外であるということです!さらに、過去90日以内にこれらのカードを申請し承認された場合も対象外となります(詳しくは下記英文をご参照ください)。

 

Eligibility for the new cardmember bonus: The bonus is not available to you if you:

  • are a current cardmember, or were a previous cardmember within the last 30 days, of Marriott Bonvoy™ American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Credit Card from American Express);
  • are a current or previous cardmember of either Marriott Bonvoy Business™ American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Business Credit Card from American Express) or Marriott Bonvoy Brilliant™ American Express® Card (also known as the Starwood Preferred Guest® American Express Luxury Card), and received a new cardmember bonus or upgrade bonus in the last 24 months; or
  • applied and were approved for Marriott Bonvoy Business™ American Express® Card (also known as The Starwood Preferred Guest® Business Credit Card from American Express) or Marriott Bonvoy Brilliant™ American Express® Card (also known as the Starwood Preferred Guest® American Express Luxury Card) within the last 90 days.

 

2.カードスペック

①年会費:95ドル(初年度から)
②ポイント:マリオット系列利用で6%、その他で2%。
外貨手数料無料
④その他ベネフィット:
・MARRIOTT BONVOYのシルバーエリートステータス
・15泊分のエリートステータス
カード更新で無料宿泊券(35,000ポイント相当(カテゴリー4まで)のホテルのみ)
・旅行保険(遅延のみ)
・手荷物保険(遅延・紛失)
・Chaseオファー
など

シルバーエリートステータスが得られますが、朝食が無料になったりするわけではありませんので、ステータス自体にはあまり魅力はありません。ただ、宿泊せずとも15泊分宿泊したことになるので、更に上の会員資格であるゴールドやプラチナ会員資格を目指しやすくなるというメリットがあります。さらにこの15泊分、AmexのMarriott Bonvoy Brilliant, Marriott Bonvoy Businessに付帯する15泊と重複(最大30泊)するので、合計で30泊スタート(毎年20泊泊まればプラチナを維持できる)という裏技が。

マリオットポイントはJALマイルを含む様々なエアラインマイルに3:1で以降することができます。6%のボーナスポイントがもらえるのがマリオット系列での使用のみなので、普段使いには適していません。

その他のベネフィットとして、利用額に関わらずアニバーサリーボーナスとして無料宿泊特典がついてきます。ただし、35,000ポイント相当で無料宿泊できるホテルに限定されるので注意が必要です。Amexの同レベルカードと異なり、やや保険が充実しています。

僕の紹介リンクはありませんので、下記リンクから申請してください。
 

creditcards.chase.com

Ⅱ.Amex Marriott Bonvoy Brilliant

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1.増量中のオファー詳細

サインアップボナスは通常時は3か月に5,000ドル以上利用で75,000マリオットポイント、定期的に100,000ポイントに増量することはありましたが、今回は同じく3か月5,000ドル以上利用で100,000ポイント+1年後の更新時にさらに25,000ポイントの合計125,000ポイント!Marriott Bonvoyのポイントは3:1(60,000ポイントごとにボーナス付与で25,000マイル)で各種エアラインマイルに交換できるので、エアラインマイルを集めている人にも魅力的なオファーかと思います。

それに加えて、2021年2月1日から2022年1月31日までの1年間、プラチナエリートステータス(Platinum Elite)が付帯されます!

プラチナエリートになれば、朝食無料(対象外のホテルあり)、ラウンジ利用、最大16時までのレイトチェックアウト、ルームの優先アップグレードといったベネフィットを得ることができます!このカードや日本でも人気のSPGアメックスで付帯するゴールドエリートでは、朝食無料やラウンジ利用はついてこないので、このボーナスは非常に魅力的ですね。ただ2021年度のステータスのため、2021年2月1日からスタートまで少し待つ必要があります。

なお、このオファーは2021年1月13日までと明記されていますので期限にご注意ください。

 

【注意点】

ただし、Chaseの場合と同様に、このオファーには対象外となる場合があります。Chaseが発行しているMarriott Bonvoy Boundless又はMarriott Bonvoy Boldのいずれかを保有している人、あるいは過去90日以内にこれらのカードを取得した場合には対象外となりますので、ご注意ください。既にAmexのMarriott Bonvoy Businessを持っている人が作る場合であればOKのようです。

 

2.カードスペック

①年会費:450ドル(初年度から)
②ポイント:マリオット系列利用で6%、レストラン、エアライン(公式サイト)の利用で4%、その他で2%
③外貨手数料無料
④その他ベネフィット:
・Marriott系列で使える300ドル分のステートメントクレジット
・The Ritz-CarltonかSt. Regisに2泊以上した際に使える100ドル分のクレジット
・Global Pass/TSA PreCheckのクレジット(100ドル/85ドル)
・MARRIOTT BONVOYのゴールドエリートステータス
・15泊分の宿泊実績
・カード更新で無料宿泊特典(50,000ポイント相当のホテルのみ)

・プライオリティパス(無制限)
・フライトキャンセル/遅延保険
・手荷物保険(遅延除く)

・レンタカー保険付帯(Secondary)
・Amexオファー
など

AmexとMarriott Bonvoyが提携して発行しているカードの中で最上級のカードです。現在アメリカで発行されているMarriott系カードの中で唯一ゴールドステータスが獲得できます。ただし、Hiltonと異なりゴールドステータスでも無料で朝食はついてきません。また、15泊分の宿泊実績が得られます。

その他のベネフィットとして、利用額に関わらずアニバーサリーボーナスとして無料宿泊特典がついてきます。他のMarriott系列のカードと異なり、50,000ポイント相当で無料宿泊できるホテルまで対象が拡大されています。

クレジットとして、Marriott系列で使える300ドル分のステートメントクレジットは使いやすいでしょう。The Ritz-CarltonかSt. Regisで使える100ドル分のクレジットとGlobal Pass/TSA PreCheckのクレジット(100ドル/85ドル)はもし使えればという感じです。

その他のベネフィットとして、無制限のプライオリティパスや、旅行関係の保険などが充実しています。年会費は450ドルと高いですが、ステートメントクレジットが300ドルと多いので、プライオリティパスや無料宿泊特典も併せると、年会費以上の働きをするカードといえるでしょう。

このオファーが表示されるAmex紹介リンクこちらになります。ご利用いただけますと嬉しいです!

プライベートブラウザからの申請については以下の記事をご覧ください。

 

www.allwork-allplay.pro

 

Ⅲ.Amex Marriott Bonvoy Business

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1.増量中のオファー詳細

通常時のサインアップボナスは3,000ドル以上利用で75,000マリオットポイントとなっており、期間限定オファーもあまり見かけませんでした。それが今回は3か月で5,000ドル以上利用になりますが、100,000ポイント+2021年2月1日から2022年1月31日までの1年間、プラチナエリートステータス(Platinum Elite)が付帯されます!

繰り返しになりますが、プラチナエリートになれば、朝食無料(対象外のホテルあり)、ラウンジ利用、最大16時までのレイトチェックアウト、ルームの優先アップグレードといったベネフィットを得ることができます!こちらはBonvoy Brilliant(年会費450ドル)と比べて年会費が125ドルと抑え目ですので、プラチナエリート資格取得を狙うのであれば、こちらの方がお得だと思います。

加えて、アメリカのソーシャルメディアの広告費として利用できる150ドル分のクレジットもついてきます。あまり使う人はいないかもしれませんが、こういった広告費を支出している人はちょうど良いですね。

Marriott Bonvoy Brilliantと同様、このオファーは2021年1月13日までと明記されていますので期限にご注意ください。

  

【注意点】

ただし、Chaseの場合と同様に、このオファーには対象外となる場合があります。Chaseが発行しているMarriott Bonvoy Boundless又はMarriott Bonvoy Boldのいずれかを保有している人、あるいは過去90日以内にこれらのカードを取得した場合には対象外となりますので、ご注意ください。既にAmexのMarriott Bonvoy Boundlessを持っている人が作る場合であればOKのようです。

 

2.カードスペック

①年会費:125ドル(初年度から)
②ポイント:マリオット系列利用で6%、レストラン、ガスステーション、ワイヤレス、シッピングの利用で4%、その他で2%
③外貨手数料無料
④その他ベネフィット:
・15泊分の宿泊実績
・Marriott Bonvoyのシルバーエリートステータス
カード更新で無料宿泊特典、年60,000ドル利用でさらに無料宿泊特典(いずれも35,000ポイント相当のホテルのみ)
・手荷物保険(遅延除く)
・レンタカー保険付帯(Secondary)
・Amexオファー
など

ChaseのBonvoy Boundlessカードと同様、シルバーエリートステータスと15泊分の宿泊実績が得られます。Chaseのカードと異なる点は、レストラン等の利用でマリオットポイントが貯められる点です。普段使いでもMarriottポイントやJALマイルを貯めたい人には良いカードだと思います。

その他のベネフィットとして、利用額に関わらず無料宿泊特典がついてきます。ただし、35,000ポイント相当で無料宿泊できるホテルに限定される点はChaseのカードと同じです。

このオファーが表示されるAmex紹介リンクこちらになります。ご利用いただけますと嬉しいです! 

 

Ⅳ.ChaseとAmexの両方のカードのボーナスを得られるの??

上述のとおり、ChaseのMarriott Bonvoy Boundlessは、Amex Marriott Bonvoy Brilliant又はMarriott Bonvoy Businessの保有者、あるいはこれらのカードに90日以内に申請し承認された場合には対象外となっています。

また、AmexのAmex Marriott Bonvoy BrilliantかMarriott Bonvoy Businessについても、90日以内にChaseのMarriott Bonvoy BrilliantかMarriott Bonvoy Boldの保有者、又は90日以内にこれらのカードを取得した場合は対象外となっています。

つまり、Chase、Amexとも申請時点で他ブランドであってもMarriott系カードを持っている場合にはサインアップボーナスの対象外であり、両ブランドのカードのサインアップボーナスを得ることは困難と思われます。この点、サインアップボーナスを得られるかどうかのeligibilityに関しては「applicant」、つまり申請時点のステータスで判断されると思われますので、(どうやって情報連携しているのかは分かりませんが)両方同時に申請し、承認もほぼ同時にされればeligibilityが認められるかもしれません。。ただリスクがあることはご承知置きください。

 

Ⅴ.さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回のMarriott系のホテルクレジットカードの増量中オファーはこれまで見たことない水準のアツいオファーです。既に他ブランドのMarriott系カードを保有している場合には対象外となってしまいますが、まだ持っていないのであればオススメです。

在米日本人に人気のホテル系クレジットカードといえば、カードを保有するだけで、朝食が無料になるGold以上の会員資格を取得できるAmexのHilton系のカード(Hilton Surpass、Hilton Aspire)です。正直、Hilton系のカードだけで良いと思う人はいると思いますが、日本ではHilton系のホテルはまだまだ少ないですし、海外旅行に行った際も、大手チェーンのエリートステータスを複数保有しているとホテルの選択肢がグッと広がるので、エリートステータスを複数持つことは有用かと思います。

今回の記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様のご参考になれば幸いです。

 

おろちまる 拝