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アメリカ留学→OPT駐在のクレジットカード発行戦略その③<【保存版】クレジットカード申請の基礎知識まとめ>

こんにちは、おろちまるです。 

連載記事その③では、OPTや短期駐在員の方向けの

クレジットカード申請の基礎知識

について解説します。 

 

 目次

 

 Ⅰ.はじめに

色々なブロガーの方も解説されていますが、アメリカのクレジットカードの世界には、複雑な前提知識、ルールが存在します。それらのルール等を知っているか知らないかで、申請が承認される確率やカードの作成効率は大きく変わってしまいます。

とりわけ、限られた期間しかアメリカに居られない留学OPT・短期間駐在員にとっては、いかに効率的かつ確実にクレカを作成していくかというカードの発行戦略を考えるにあたって、これらの基礎知識を理解しておくことは必須になります。

Ⅱ.申請に重要な基礎知識

特に重要な基礎知識は、以下の5つです。

1.クレジットスコア

2.発行会社ごとの申請ルール

3.サインアップボーナス&ミニマムスペンド

4.ビジネスカードの発行

5.配偶者名義でのカード発行 

以下、順に解説していきます。

1.クレジットスコア

1-1.クレジットスコアとは

アメリカではEquifax、Experian、TransUnionという三大クレジットビューロー(信用情報機関)が個人のクレジットヒストリーを管理しており、クレジットカード発行会社はこれら3大ビューローのどれか(あるいは複数)に問い合わせを行い、与信チェックをしています。これらのビューローがクレジットヒストリーを基にその人の信用度を数値化したものをクレジットスコアと呼んでいます。VantageScore3.0やFICOなど採用しているモデルの違いはありますが、各ビューロー共通して300点から850点で数値化する手法を採用してスコアを算出しています。クレジットスコアが高い=その人の信用力が高いということになり、クレジットカードやローンの審査に通りやすくなりますし、またその条件(クレジットリミットやローンの金利など)が有利になります。逆もまた然りです。アメリカでは就職やアパートメントの契約時等にもスコアが参照されており、社会的信用度の尺度になっているようです。

クレジットスコアは下記のとおりランク分けされており、グレードの高いカードを申請するには最低でもGood以上のスコアを獲得している必要があると言われています。最低でも700は超えていないと、おすすめクレジットカードを申請しても承認される可能性が低くなってしまうので、留学中や駐在初期の段階で、クレジットカードを適正に使用してコツコツとスコアを挙げておく必要があります。

 

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Fico score 8

 (FICO スコア)              
Very poor   300 ~ 579            
Fair                580 ~ 669            
Good             670 ~ 739             
Very good        740 ~ 799             
Exceptional        800 ~  850             

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 (Vantage スコア)
Very poor         300 ~ 499
Poor                 500 ~ 600
Fair                   601 ~ 660
Good                661 ~ 780
Excellent          781 ~ 850


1-2.クレジットスコアを上げる方法

それでは、どうすればクレジットスコアを上げることができるのでしょうか?
ここで、FICOスコアが公表しているクレジットスコア算出要素の影響度割合を見てみましょう。

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https://ficoscore.com/より引用

影響度の高い順に並べると以下のとおりです。
①Payment History(支払履歴) 35%
②Amounts Owed(借入残高) 30%
③Length of Credit Historyクレジットヒストリーの長さ) 15%
④New Credit(新規アカウント開設) 10%
⑤Credit Mix(ローンやモーゲージなど構成するクレジットアカウントの種類) 10%

7割近くの部分がクレジットの支払に関するものであることが分かりますね。
そう、留学生のためSSNがない、もしくは駐在初期でクレジットヒストリーがない頃はクレジットカードをたくさん発行することもできないため、③④⑤はほとんど関係ありません。期限に遅れることなくコツコツと支払っていれば、自然とクレジットスコアは上がっていくのです。

要は、
・クレジットカードの支払期限日に遅れて返済する
・クレジットカードを限度額まで使いきる
といったことをしないようにしましょうということです。クレジットカードの借入残高は、クレジットリミットの30%以下にする($10,000のリミットなら$3,000を超えないように返済する)ことが理想と言われていますので、これを目安としてください。

それ以外にも、クレジットスコアに影響を与える要素として、以下の点注意する必要があります。

・Hard Inquiry
クレジットカードを申請すると、カード発行会社はクレジットヒストリーを確認するためにクレジットビューローに照会を行います。これをHard Inquiryといいます。レポートに残るものをHard Inquiry、残らないものをSoft Inquiryと区別しています。Hard Inquiry1回当たりクレジットスコアが2〜5点下がります。短期間で複数枚のクレジットカードに申し込むと、そのたびにHard Inquiryがなされるので大きくスコアを下げることにつながります。また、Hard Inquiryの記録はクレジットレポートに2年間残るため、短期間にHard Inquiryの記録が多数あると多数のクレジットカードやローンの申請をしていることが分かってしまうことになります。

・クレジットカードの解約
クレジットヒストリーの長さはクレジットスコアに中程度の影響力を有します。クレジットヒストリーの長さは、現在保有するクレジットカードの保有期間の平均値に影響されます。そのため、長期間保有しているクレジットカードを解約してしまうと、その分クレジットカード保有期間の平均値が低下し、クレジットヒストリーが短くなってしまい、結果としてクレジットスコアが低下してしまいます。もう使わなくなったからといって、むやみに解約することは避けましょう。最初に発行したANA USAカードをもう使わないからといって解約してはならない理由はここにあります。

・クレジットカードの新規発行
クレジットヒストリーの長さは、現在保有するクレジットカードの保有期間の平均値に影響されると書きました。そう、新たにクレジットカードを発行すると、その分クレジットカードの保有期間の平均値が下がり、クレジットスコアが下がります。例えばANA USAカードを発行して1年間使用した後、新たにカードを発行すると(12か月+0か月)÷2=6か月が平均保有期間になります。新規にカードを発行すればするほど平均保有期間が下がり、クレジットスコアが低下してしまうことになるため、無駄なカードを沢山作らないようにしましょう。 

2.発行会社ごとの申請ルール

次に、カード発行会社ごとに設けられている申請ルールがあります。
ただし、これらのルールはカード発行会社が公表している公式なルールではなく、カード会社内部とコネクションのあるブロガーによる情報や経験則上導き出された非公式ルールです。そのため、絶対的なものではありませんし、予告なく変更される点に注意が必要です。

アメリカの主要なカード発行会社は、American Express (Amex)、Chase、Citi、Barclays、Bank of America、Capital One及びWells Fargoと沢山あるのですが、Barclaysなどは上級者向けです。以下では、駐在員が申請を狙うべきクレジットカードを多く発行している発行会社3社(Amex、Chase、Citi)に絞って申請にあたり把握すべきルールを解説します。

2-1.Amex(5+2枚ルール、2/90ルール)

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 Amexは比較的審査が緩めでクレジットヒストリーが浅い人にも承認する上、クレジットカードのサインアップボーナスが大きく、ベネフィットも良いという特徴を有します。そのため、クレジットヒストリーが浅い留学OPT・短期駐在員は、Amexを中心にカード発行することをおすすめしています。
Amexの申請に当たって重要なのは以下の2つのルールです。 

5+2枚ルール→4+10枚ルール

Amexは、1人につき最大で5枚のクレジットカード(個人カード、ビジネスカード)+2枚のチャージカードまでしか保有を認めないと言われていましたが、コロナの影響もあってか?Personal+Businessカードを併せて4枚、チャージカードは10枚までとするルールであることをAmexが公式に認めました(作成できるカード枚数が1枚減りました)。それ以上のカードを申請しても承認されないか、どれかカードを解約するように言われます。なお、チャージカードとは、あらかじめクレジットリミットが設定されていないカード(Amex (Business) Green、Amex (Business) Gold、Amex (Business) Platinumの各カードなど)のことを指します。

※Amexが公式に4+10枚ルールとなったことを認めたので、追記しました。(2020年5月19日)

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②2/90ルール

 Amexは、90日間で2枚までしかクレジットカード(個人カード、ビジネスカード)を承認しないと言われています。このクレジットカードの中には、チャージカードは含みません。 

2-2.Chase(5/24ルール、2/30ルール)

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Chaseは比較的審査が厳しいと言われていますが、一方でクレジットヒストリー1年程度でもスコアが基準を満たしていれば承認してくれます。クレジットカードのサインアップボーナスが大きくベネフィットも良いカードも多いことで有名です。
Chaseの申請に当たって重要なのは以下の2つのルールです。特に5/24ルールについては必ず理解しておいてください。

①5/24ルール

陸マイラー界隈では有名な5/24ルール。直近24ヶ月以内に5枚以上のクレジットカードを作成している場合、Chaseのクレジットカードを新規に発行できない(申請しても即却下されてしまう)というルールです。言い換えると、Chaseのクレジットカードを発行するには、4/24の状態である必要があるということです。

このルールを理解するに重要な注意点が3点あります。

・「5枚」にはChase発行のカードだけではなく、他社発行のカードも含む
・「5枚」には自身の名前で発行されている家族カード(Autholized card)も含む
・「5枚」には(クレジットレポートに現れない)ビジネスクレジットカードは含まれない。

一見して理解するのは難しいと思いますので、具体例を挙げましょう。

アメリカに来て最初にANA USAカードを発行
ANA USAカードについて配偶者の家族カード(Autholized card)を発行
アメリカに来て1年後、Chase United Business Cardを発行

〇/24の状態か分かりますか?

答えは、1+0+0=1 → 1/24 です。
この状態であれば問題なくChaseのカードを申請できます。

カウントの考え方は以下のとおりです。

ANA USAカード→含まれる(1)

ANA USAカードは「ANA USAビジネスクレジットカード」という名称ですが、ここでいうビジネスカードには分類されない、個人カードです。

ANA USAカードの配偶者の家族カード→含まれない(0)

※勘違いされやすいのですが、具体的なケースとしては、配偶者名義のカードについて、自身が家族カードを有している場合です。自己名義のカードにつき配偶者の家族カードを発行している場合は関係ありません。

Chase United Business Card→含まれない(0)

※クレジットレポートに現れないビジネスカードなので5/24には含まれません。

 

②2/30ルール

Chaseは1か月に2枚までしかクレジットカードを承認しないというルールです。短期間にChaseのカードを申請することはそれほど多くないと思いますが、一度に3枚以上申請しても全てが承認されることはない(最後の1枚が承認される可能性は非常に低くなる)と考えてください。 

2-3.Citi(8/65/95ルール)

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Citiはそれほど審査が厳しくないと言われており(当時の私は闇雲に申請をしていたため何度か却下をくらっていますが。。笑)、魅力的なカードもいくつか存在します。

Citiのクレジットカードを申請する上で重要なのは、8/65/95ルールです。

これは、8日間に申請可能なカードは1枚(個人・ビジネス併せ)、65日間に申請可能なカードは2枚(個人・ビジネス併せ)、ビジネスカードは3ヶ月の間に1枚しか申請不可というルールです。したがって、1日に複数枚Citiのカードの申請をすることはできません(1つは却下されてしまいます)。

AmexやChaseと異なり、Citiは1人が保有するカードの枚数に特に制限を設けていないと言われています。

3.サインアップボーナス&ミニマムスペンド

次は、サインアップボーナスとミニマムスペンドについてです。日本でAmex等のクレジットカードを発行してポイントを稼いでいた方はお分かりかと思います。

3-1.サインアップボーナス/ミニマムスペンドとは

アメリカで発行できるクレジットカードの多くには、「クレジットカードを作成(口座開設)後〇月以内に△ドル以上利用すれば500ドルキャッシュバック/5万MRポイント付与」といったボーナスがついてくるカードが多いです。

このボーナスのことをサインアップボーナス(sign up bonus)、サインアップボーナスを得るために利用しなければならない最低金額をミニマムスペンド(minimum spend requirement)と呼んでいます。

3-2.現実的にクリア可能なミニマムスペンドを意識した発行戦略

アメリカクレカのサインアップボーナスは日本よりも多く、簡単に年会費以上の利益を得ることができます。

例えばChaseが発行するSapphire Preferred Cardのサインアップボーナスは、3か月以内に4000ドル利用で6万URポイントです。通常6万URポイントは1ポイント=2セントの価値があるとされているため、6万URポイント=1200ドルとなります。年会費は95ドル。つまり、95ドルを支払って無理なくミニマムスペンドをクリアするだけで1200ドルの利益を得ることができます。

したがって、基本的にはこのサインアップボーナスの取得を目的にクレジットカードを発行していくことになります。

逆に言えば、
せっかくクレジットカードを作成したのにミニマムスペンドをクリアできずにサインアップボーナスをもらうことができなかった
という悲しい事態に陥らないように、直近数か月に予想される支出で現実的にミニマムスペンドがクリアできるように計画的にクレジットカードを発行する必要があるということです。ただし、(当然ながら)ミニマムスペンドをクリアするために無駄遣いをすることは本末転倒なのでやめましょう。

3-3.ミニマムスペンドをクリアするための方法

①家賃の支払
ミニマムスペンドを考える上では、家計のうち支出の大きな割合を占める「家賃」(rent)をクレジットカードで支払えるか否かが非常に重要な問題となります。自身が居住する(予定の)アパートメントの家賃決済手段については確認しておきましょう。

また、直接クレカ決済をすることができない場合でも、賃貸会社(又は大家さん)によっては、Plastiqのような決済サービスを利用した支払いを受け入れてくれる場合もあります。実際に僕の場合も、VISA・MasterCardブランドであれば家賃のクレカ決済可でしたが、Amexは利用不可でした。そのため、Amexのカードで家賃を支払う際にはPlastiqという決済サービスを利用してミニマムスペンドをクリアしていました。Plastiqの利用方法については、別途記事にしたいと思います。 

②日常的使用
また、基本的な心構えとして、「クレカで支払えるものは何でもクレカで支払う」という心構えが大切です。僕の場合、アメリカでの自動車保険といった比較的大きな支出はもちろん、携帯電話の支払やKindleといった細かな支出の引き落とし先クレジットカードについても、ミニマムスペンドクリアのためにこまめに変更していました。さらに、日本で加入している保険の支払なども外貨手数料無料のカードで支払うなどしていました。

③多額の出費が予想される場合の使用
例えば、旅行(日本への帰省含む)、出張(立替可能な場合)、セール(ブラックフライデー等)といったイベント時には、多額の決済が予想されるため、ミニマムスペンドをクリアするチャンスです。そのため、ミニマムスペンドが高いカードを申し込むのは、上に挙げたような多額の出費が予想されるときにすると良いでしょう。

④MS(Manufactured Spending)
それ以外にも、MS(Manufacturing Spending)というミニマムスペンドクリアのための小技は色々と編み出されています。あらかじめ使用することが明らかに分かっているギフトカード(Amazon、Whole Foods等)の購入にクレジットカードを使用するくらいなら構わないと思いますが、よほどの必要性にかられない限りそのような技に頼らずにミニマムスペンドがクリアできるように計画することが望ましいでしょう。 

4.ビジネスクレジットカードの発行

4つ目に、ビジネスクレジットカードの発行についてです。

ビジネスカード=名刺ではありません!個人事業主あるいは法人名義のカードがビジネスクレジットカードです。ビジネスクレジットカードの最大の利点は、原則としてクレジットレポートに表示されないということです。クレジットレポートに表示されないということは、Chaseの5/24ルールの対象にもなりませんし、借入残高が増えたり平均保有期間の平均値が下がることによるクレジットヒストリーへの影響もありません。したがって、どうしてもクレジットヒストリーが短くなってしまう留学OPT+短期駐在員は、(特に最初の頃は)ビジネスクレジットカードの発行を狙うのも一つの戦略になってきます。

会社を経営しているわけでもないのに、ビジネスクレジットカードなんて作れるの?という疑問があるかもしれませんが、作成可能です。ビジネスといってもスモールビジネスでOKです。特にAmexはビジネスカードの審査が緩いと言われており、拍子抜けするほど簡単に承認してくれます。

つまり、ビジネスといってもあまり大層なものを考えなくてよく、営利を目指し何らかの活動をしていれば、実際に利益を上げていなくてもビジネスと呼んで差し支えありません。

ジョルノ・ジョバーナ風に言えば、「大切なのはビジネスに向かおうとする意志」なのです。
例えば、不動産賃貸、せどりフリーランスでの執筆やデザイン、ブログ運営などで収益を目指していれば、十分に資格があります。 もちろん、全く実態がないのにビジネスをしているというのは危険なので自身の活動をビジネスと見なせるロジックを考えておきましょう。

5.配偶者名義でのクレジットカード発行

配偶者がSSNを取得できる場合には、配偶者が利用するカードは家族カードにするのではなく、配偶者自身の名義のカードを作成した方が圧倒的にお得です。

1つ目の理由として、配偶者名義のカードで別途サインアップボーナスがもらえるからです。ミニマムスペンドさえクリアできれば、ボーナスを2倍もらえることになります。

2つ目の理由として、配偶者のカードを申請するとき、自身のリファーラルリンク(紹介リンク)を経由して申請することで紹介ボーナスをもらうことができるからです。多くのカード会社では、カードを紹介(リファー)して被紹介者が承認された際、紹介ボーナスとして5,000~数万のマイル・ポイントを付与してくれます。夫婦でリファーし合えば紹介ボーナスでかなりのマイル・ポイントを稼ぐことができるのです。

ここで、でも、配偶者のクレジットヒストリーや収入がないんだけど?という疑問が湧くと思います。

大丈夫です。ANA USAやJAL USAカードであれば、SSNを有する配偶者はSecondary会員(Joint Account)になることができ、配偶者個人のクレジットヒストリーを構築することができます。また、Amexでも、Additional Card Memberになり配偶者のSSNを提出することで同様に配偶者個人のクレジットヒストリーが構築されていくようです。

Credit Information will be provided to the credit bureau for the Additional Card Member when they are age 18 or older.  The credit history will build from positive credit based on the your credit.  If you, the Basic Card Member, becomes delinquent at any point, we will discontinue reporting on the Additional Card Member’s Card in order to retain positive history on the Additional Card Member.(引用元:https://www.americanexpress.com/us/credit-cards/features-benefits/additional-card/

また、配偶者名義でカードを申請する場合の収入申告についても、夫婦合算した収入を申告すればOK(そのように法律で定められています)なので、心配ありません。配偶者自身がアメリカで無収入でも、SSNさえあれば配偶者名義のカードを発行することが可能なのです。

このように、配偶者がSSNを取得次第クレジットヒストリーを構築できるようにし、お互いに紹介リンクを送り合うことで、一人の場合とは比較にならないスピードでマイル・ポイントを貯めることができます。

ただ、このブログが参考になった場合には、できれば最初だけは私の紹介リンクを使っていただけると大変嬉しいです(笑)

 Ⅲ.さいごに

いかがでしたでしょうか。このクレジットカードの基礎知識がある/ないでは、クレジットカード作成の効率性・確実性が全く変わってくるので、必ず把握するようにしてください。次回は、フレキシブルポイントについて解説します。

 

おろちまる 拝